素晴らしき世界

いつからかこの世界迷い込んだ

1人のすばるくんファンの話。

まさに青天の霹靂だった会見から一夜明けました。
全然寝付けなくてやっと寝つけたと思ったら3時間で目が覚めました。
どれだけ吐き出してもどれだけ泣いても全然消化しきれないので、ここに書き出します。
ごめんなさい。脈絡ないし起承転結の起の字もないです。ごめんなさい。


私は約12年所謂ジャニヲタをやっていて、その中でeighterになったのは丸1年、じわじわと気になりだした頃を含めても約2年。
たった2年で、関ジャニ∞からすばるくんがいなくなります。

某週刊誌が取り沙汰された時、日曜日に会見をすると情報が出た時、そんなわけないだろうと目を逸らしました。
実際にメールが来た時刻私はまだ寝ていて、会見やってるの一言で叩き起されました。
タイミング悪すぎて全然見られなかったけど、ツイッターを見て内容は把握して、ただ呆然となりました。
すばるくんが関ジャニ∞から、あの6人から離れて生きていけると思わなかったし、そもそもそういう選択をするとは夢にも思ってもなかった。
だけどどうしても怖さを拭えなかったのは、すばるくんが音楽にかける情熱を少しは知っているから。
だからぎりぎりまで寝てて、起きて、色々確認して、ほらやっぱりデマじゃんって笑いたかった。今から考えたら現実逃避ですね。
会見自体をきちんと見られなかったこともあって、その後じわじわと「すばるくんに切り捨てられた」という思いが湧いてしまって、耐えられませんでした。
いい大人が夜道で声上げて泣きました。誰もいなくて本当に良かった。
私は7人の関ジャニ∞をこれからも見たかったし、見られると思ってた。
当たり前に今年も来年も5年後も10年後も変わらず7人で笑っていてくれると頭から信じきっていました。
それを、切り捨てられたと。
「自分の音楽を追求したい」と言ったと知った時、「自身の音楽と関ジャニ∞の音楽を天秤にかけて、関ジャニ∞の音楽は傾かなかった」と思ってしまいました。
だってまだまだ先があるはずだから。
ここ数年の突出した音楽活動はきっとすばるくんのための意味合いもあっただろうに、メンバーはきっとすばるくんがきっかけで音楽を追求し始めたのに、まだ全然完成してないのに、今の関ジャニ∞を作り上げた張本人が見届けずに出て行くのかと。
みんな楽器どんどん上手くなるよ。ヤンマーの作る曲もきっとこれからもっと色んな側面を見せてくれるよ。音楽に触れてなかったよこひなも頑張ってるよ。貴方が一番よくわかってるでしょう。それなのにって。

ですが今日、さっき、やっと会見をちゃんと見て、すばるくんがどういう顔で、どういう表情で、どういう声で、何と言ったのかを見ました。
もうダメだって思いました。
完璧すぎた。
涙目ではあったけど凛としていて、まっすぐ前を向いて、どもることも言い淀むこともなく思いの丈を口にするかっこいい姿に、これは無理だと私でも思いました。
これは止められない。ここまでの決意をぶつけられたら背中押す側になるしかない。
メンバーの言葉も完璧でした。
私達が思ったこと、本当に関ジャニ∞では追求できない夢なのかとか、海外に行かなきゃいけないのかとかも、休業じゃダメなのかとかも、何度も何度もしつこいって思ったやろなってくらい引き止めたことも、「何でや」も「嫌や」も。
全部ぶつけてくれていた。そしてそれを私たちに教えてくれた。
完璧すぎて、納得せざるを得ませんでした。
怒りのぶつけ所を丁寧に丁寧に、1つずつ本当に丁寧に潰されました。
それと同時に、すばるくんにとって7人で追求する音楽は区切りがついたのかなとも思えてしまいました。
昨日は天秤にかけたと思ってた。でもそうじゃなくて、7人での音楽は認められるようになったから、次のステージとして、自分一人の実力を試したくなったのかなって。
本当に完璧な会見でした。
だからこそ、この思いのぶつけ所がわからない。
大倉くんの言った言葉が全てなんです。
「勝手な決断をしたすばるくんを嫌いになれなかった」
私自身ぼろぼろ泣くまで傷つけられて、すばるくん本人を含む大好きな人達もたくさん傷つけたあの人をどうしても嫌いになれなかった。

メンバーの思いと、少しだけかもしれないけどeighterの思いを全部切り捨てることがどれだけ痛いことか。
そのことをメンバー本人達に伝えることがどれだけ怖いことか。
「残ってくれ」と案を出される度に却下していくことがどれほどの激痛と恐怖を伴うのか計り知れない。
それでもこの道を選んだんだなって。
複数のメンバーが「男として」という言葉を使った理由がわかった気がしました。
これは男らしい選択だ。かっこいいって思ってしまった。納得してしまった。

正直音楽の追求のために辞めると知った時、私はすばるくんの音楽に対する熱意を甘く見ていたのかと思いました。でも多分違いました。私は、音楽と関ジャニ∞を分けて考えて欲しくなかったんだと思います。
彼の音楽は関ジャニ∞と共にあって欲しかった。
せめて"関ジャニ∞渋谷すばる"のまま、ほな勉強しに行ってくるわってあっけらかんと笑って行って欲しかった。


私がすばるくんに惚れ込んだ決定打は、特典DVDにあった新年会での、彼の思いの吐露でした。
人生で初めて「あっ私今この人に落ちた」って明確にわかった。恋に落ちる音がしたじゃないけど、絶対に、確かにあの瞬間でした。
12年ジャニヲタやってるけど、eighterになってから初めてがたくさんたくさんありました。
そして今年、初めて「大好きなアイドルが卒業する」ことを体験します。知らないままでいたかったなあ。


私は渋谷すばるが好きですが、同じくらい横山さんもひなちゃんもまるちゃんもやすくんも亮ちゃんもたっちょんも好きなのでeighterを辞める気はありません。
でも私はすばるくんファンでそれは変わりません。
でもなのかだからなのかはわかりませんが、全力で6人の関ジャニ∞を応援したい。
すばるくんが抜けたからって誰にも言わせないグループになって欲しい。
と同時に、目標を「渋谷すばるがいたときのように」にしないでほしいと思います。6人だからこその関ジャニ∞を見せて欲しい。
ずっとメインボーカルだった渋谷すばるはいなくなる。それに対して代替案を出すんじゃなくその事実を覆い尽くすような形を見せて欲しい。
でも会見の憔悴しきった4人とドクターストップかかるレベルに負傷したやすくんとその5人分全部を背負おうとしてるみたいなひなちゃんを思い出すと不安になります。
でもそりゃそうだよね、21年を2ヶ月で飲み込めるわけないもん。
ゆっくりで良いから進んでほしい。立ち止まってもいいから。それを、見守らせてほしい。

すばるくんには抜けなきゃよかったなんて冗談でも言わせないくらいの渋谷すばるになって欲しいです。
ここまでの犠牲を出したんだから、目指した以上の高みからこっち見て笑っててほしい。
関ジャニ∞だった7人の選択は間違ってなかったんだって思わせて欲しい。
その為にできることなら何でもするから。

正直に書くと、私が夢見た7人の関ジャニ∞の未来をすばるくんが望まなかったこと、その夢を一瞬で崩されたあの瞬間の虚無感はきっと一生忘れられないし、心の底から寂しくて悲しくて腹立たしくて悔しいです。
許せないという思いもあります。
でも、だからこそすばるくんには潰れずに望むところ以上に走り着いて欲しい。
何にも負けずに戦って勝ち続けてほしい。
万が一にもこっちに気後れして気にして潰れたら来世まで呪うからなという気持ちです。
そして6人も、また進んでほしい。

次のツアーも申し込みます。
きっとすばるくんのいないグッズ一覧見て泣くけど。
会場でも泣くけど。
でも、大好きな6人を、大好きなすばるくんの大好きな6人を、彼の古巣を見届けたい。
そんな思いです。
欲を言えばもう一度すばるくんに会える機会が欲しいけど。

この約2年が本当に濃かった。めちゃくちゃ濃かった。それは紛れもなくすばるくんのお陰です。
すばるくんありがとう。あと8ヶ月、よろしくね。


もしもここまでお付き合いくださった方がいらっしゃいましたら、本当にありがとうございます。
そしてめちゃくちゃですみません。

あーーーーーーー寂しい!!!!