GR8ESTツアー初日に入ったすばるくんファンの感じたこと
7月16日、北海道から関西へ帰る飛行機の中でこれを書いています。
6人となった関ジャニ∞再スタートの意味も持ったGR8ESTツアーの初日を見てきた。
参戦した、というよりもその出発を見てきた、見届けてきたという印象の方が強い。
そんなしがないすばるくんファンの、主観という名の自分語りです。
支離滅裂で長いですすみません。
そして息をするようにようにネタバレします。が、レポではありません。悪しからず。
しかも改めて見返したらめちゃくちゃ読みにくいですね、本当にすみません。
4月15日のあの時から何度も声を上げて泣きながらも、「このツアーは見届けなければいけない気がする」なんて言って、結果的に初日の札幌と東京1日の2回入れることになった。
そこから3ヶ月見事に情緒不安定で、応援してくね!なんて妙に前向きになった次の日にはヤダヤダってぼろぼろ泣いたりした。
私は元々関ジャニ∞のファン友達なんてほぼいなくて、去年一緒に入ってくれた友人が村上さんファン、彼女繋がりで知り合った方達もほぼ村上さんファンで、同じすばるくんファンの人はいなかった。
そんな中で初日が近づくにつれ、段々と、果たして私が村上さんファンの彼女達と、6人のファンの人達と一緒にコンサートに入って良いのだろうかなんて不安が膨らんでった。
情緒不安定が続いて泣き言たくさん呟いたけど、私はまだ初めての更新を4月にしたばかりのめちゃくちゃド新規で、7人の中ですばるくんが一番好きって言ったってずっと関ジャニ∞の7人を見てきた人からしたらド新規のくせに何言ってんのみたいな、そんな風に思われるんじゃないかっていう罪悪感?後ろめたさ?みたいなのとか。
私はどうしてもすばるくんが一番好きで、でも次のツアーには彼はいなくて、じゃあ私何色着てくの?赤色着て行って本当に良いの?とか。
12年ジャニオタしてるけどコンサートは絶対自担の色を着て行ってて、それは自担に対する思いを自己満足に表してるつもりのものだったし。
そうやって関ジャニ∞の渋谷すばるにしがみついてるような自分が本当に6人のコンサートに入って良いの?みたいな。
6人が前に進んでいくって伝えてくれる一方ですばるくんはずっと「6人の関ジャニ∞をよろしくお願いします」ばかり言っていたことに対する漠然とした不安とか。
でもそれを誰かに伝える勇気もぶつける度胸もなくてずっとTwitterで壁打ちしながらひたすらぐるぐるしてた。
7月に入っても、好きなようにやる赤色も着る!って開き直ってみたりやっぱり白にしようかなって考え込んでみたり。
そんな思いを全部抱え込んだまま、関ジャニ∞のすばるくん最後の出演を見届けた。
その場ですばるくんが「eighter」って叫んでくれたこと。
大倉くんが生放送のラジオで逐一本人の、メンバーの、時にはすばるくんの思いを考えて言葉にして教えてくれたこと。
週一の更新で言葉をくれたメンバー。
あの日不安を全て潰してくれる会見を開いた関ジャニ∞7人の覚悟。
それらを喜んでいいのか、果たして自分にそんな権利があるのかよくわからなくなっていった。
こうやって言葉にしてみるとマジで情緒不安定だな。
そんで、昨日。そうまだ昨日。
初めての北海道と片手で数えられる程度しか乗ったことない飛行機にビクビクしながら着いた札幌ドームでまず救われたのは、たくさん目に付いた赤色だった。
たくさんいた。もしかしたらこれまでよりは少なかったのかもしれないけど。
冗談抜きで赤色着てるのが私1人だったらどうしようとすら思ってたからそれだけで本当にほっとした。
でもグッズ一覧ですばるくんがいないことに改めて落ち込んだり。
可愛い格好いいって自担の写真に盛り上がってる他担を見て良いな、羨ましいなって思って、そう思ったことに後ろめたくなったり。
その後一緒に入る友人達と合流して、ドームに入った。
席が凄かった。
ボックス席ってなんだろうと思ったら記者の人達が座るような机付きの席で、ドセンター真正面で、なんだろう、今から思うと本当に見届けるために用意されたみたいな席だった。
結果から言うと、約3時間私はほぼ号泣してたし、沢山傷ついたし、それでも終わった時確かにこの3ヶ月が報われたと思った。
まずOPでシルエットが6人分しかないことに泣いて、バンドスタイルで始まった時亮ちゃんがセンターになってて前と後ろで3人と3人の6人しかいないことにボロボロ泣いて、聞こえてくる歌の中に一番好きな響きが無いことにペンライトを振ることも出来ずに立ち尽くして泣いた。
タオルを顔に押し付けて泣きながら、正直もうこの先今までの7人の歌声の入った音源は聞けないと思った。
これからは6人の声でしか聞けない、これまでも聞いてきた歌で、またすばるくんの歌声が入ったものを聞いたら今度こそ立ち直れないとすら思った。
しかも、今まで何となくで聞いていたすばるくんのいるユニゾンが、実はコンサートで聞いたら瞬間的に違和感を覚えるくらい好きなところだったなんていなくなった今更思い知らされたりして、打ちのめされた。
1曲目が「応答セヨ」だったのも影響してたのかもしれない。
去年シングルが出た時、元々自分の青春の中にポルノグラフィティが入っていたこともあって本当に嬉しかったし、実際めちゃくちゃ好きな曲になったし、去年のジャム魂のオーラスで歌ったって聞いて来年は聞けるんだなって楽しみに思ってたから。思ってしまっていたから。
しかもあの曲始まりにすばるくんがいるから、ライブの第1音目で違う響きが聞こえてきた瞬間にあっこれダメだと思った。
ずっと聞きたかったものがもう聞けないという事実が、 私の覚悟なんて言うチンケなものを木っ端微塵に叩き壊した気がした。
そうやって曲が進んで、すばるくんのパートを違うメンバーが歌う度に泣いた。
それが1度止まったのはMCに入った時。
やすくんが休むためにもMC開始早々奥に入って、5人。
ちょっと話して年下3人が着替えに戻って、よこひながステージに残った。
二人で話して、年下3人が出てきたタイミングで今度はよこひなが着替えに戻って。
内容は割愛するけど、今から考えるとすばるくんのいない違和感を極力感じさせない交代メンツの割り振りだったのかなとか。
ちょっと新鮮味がある振り分け方で、いない人に対する違和感が少なかったというか。あくまでも主観です。
でもあの時は確かに涙が止まったし話に素直に笑うことが出来た。
そこから、ユニット。
「わたし鏡」も「torn」も「パンぱんだ」も「LOVE&KING」も新規からしたら歴史そのものだから、まさか生で聴けて見られると思ってなくて、あの時間は色々吹っ飛んだ。
それでもまた6人で今までの曲を歌い始めたら結局涙が止まらなくなった。
今から考えると、確かにすばるくんがいない事実が目の前にあることに泣いてたんだけど、それ以外にもあの6人の「渋谷すばると袂を分かつ」ことに対する覚悟をこの目で見た気がして泣いてたのもあった気がする。
特に亮ちゃんと、まるちゃんと、やすくん。
この3人の気迫が特に私の心に凄く刺さった。
1番は亮ちゃん。
「キングオブ男」のイントロが始まった時、一体どうするんだろうと思った。
怖くなりながら見ていた亮ちゃんが、ずっとすばるくんと二人で歌ってきたパートを一人で全て歌いきった時、1番関ジャニ∞錦戸亮の覚悟を見た気がした。
すばるくんにああいうメールを送ったその覚悟が確かに現れてた。気がする。あそこはなんだか救われた。
それでも7人の曲を6人で歌う、言葉は選ばない、その歪さにずっとずっと泣いていた。アンコールの最後の曲の前まで。
最後にやすくんが「発表があります」みたいなこと言った時酸欠と水分不足の脳で「結婚!?」と思ったのはまあ置いておいて。
6人での新曲が決まりましたって。
「ここに」って。
しかもそれを披露してくれた。
初めて人前で歌う新曲とは思えない完成度で。
それで、私は報われた。
自分でも笑えるくらいあの一曲で救われた。
関ジャニ∞の渋谷すばるが今でも1番好きな自分の中で燻ってた何かが、この3ヶ月ぐちゃぐちゃになってた何かが確かに報われた気がした。
私はきっとあの光景が見たかったんだ。
すばるくんのいない穴をどうにかしようとする6人の姿ではなく、6人で完成された関ジャニ∞の姿が見たかった。
今私は関ジャニ∞を聞きながらこれを書いています。
昨日の公演を見てボロボロに傷ついた人も、私と同じく何かが少しだけ上向いた人もいると思う。
それはその人次第で良いも悪いもないし、誰にもどうしようもないことだと思う。
ただ私は結局は、すばるくんと、横山さんとひなちゃんとまるちゃんとやすくんと亮ちゃんとたっちょんと、関ジャニ∞が好きだから、あの歌詞を関ジャニ∞に提供してくれたWANIMAと、それをこのタイミングで歌い上げることを選んでくれた6人と、何よりもあの曲に確かに救われた。
でも未だに涙は出るし胸は痛むし、今は大丈夫でもいつまですばるくんの話題を出してコンサートに赤色を着ていけるかな、6人のファンに嫌がられないかななんて思ったりもするし。
公演終わったあと皆で行った居酒屋のテレビで流れた関ジャムの6人の新OP見て普通に泣いたし。
定期的にFCページの好きなタレントが変わってないか確認しにいっちゃうし。
というか未だに新録無責任ヒーローと新録大阪ロマネスクのPVもメイキングも見られないし。
ロマネに至っては原曲も新録も聞けなくなっちゃってるし。
何故かなし崩し的にすばるくんのアルバムの「歌」も丸々聞けなくなってるし。何故か。
他にも、シャッフルしててイントロが流れた時にどうしても聞けなくて飛ばしてしまう曲が何曲かあるし。
完全に前を向けたとはとても言えない状態です。
すばるくん今どこで何してんだろう寂しくないかなとか、お前身内か何かなのみたいなこと考えてるし。
「夢」を追いかける選択をしたあの人が果たして彼自身が表に出るに値すると判断できるものを掴めるのかと少し弱気になってしまっているし。疑いたくなんてないけど。
でも、今はただ、今もどこにも向けなくなっているすばるくんが好きで関ジャニ∞が好きな人が、あの曲で、このツアーでやっぱり6人が好きだと思えて、何かが少しでも軽くなることを祈ります。
最後の挨拶で「僕らも不安だった」と教えてくれて、「すばるくんを好きな人を支えてあげて」と言ってくれて本当にありがとう。
すばるくんを未だ一番好きな人を言葉で肯定してくれてありがとう。
本当に楽しかった。
東京公演を楽しみに待っています。