素晴らしき世界

いつからかこの世界迷い込んだ

大丈夫、ここにいる。

とりあえずあの日から今までで感じたことを書き出してみた。

起承転結の起の字もないよ!









去年の12月2日。
最早人生の半分くらいかけて嵐を応援している2人で、福岡ドームに向かった。
ここ数年当たらなくて、でも今回はどうしても行きたいと選んだ、嵐の初めての遠征。
曲目はシングル曲中心で、でもLa tormentaとか懐かしい曲も改めて披露してくれて。
2018年現在からどんどん遡っていく演出では、自分がファンになった年のあたりで涙が零れた。
最近ファンになった人にも、長年追いかけている人にもそれぞれに響くようなライブだったと思う。
見られて良かった、来られて良かったとしみじみ思う公演だった。

今から考えたら最後の挨拶で5人全員が、5人でいること、自分にとっての他の4人の存在、嵐に対する思い、ファンに対する思いを語っていて、確かに普段と違うと思わないこともなかった。
でもあの会見を見た後の今から思えば、であって。
当時は20周年だからかなんて考える程度だった。
違和感なんてなかった。
大野さんの個人仕事空いてるな、次の演技仕事いつかなとか呑気に考えるくらい、5人は14年見続けてきた嵐のままだった。


会見の日。1月27日。
本当に偶々、前の日から嵐友達の家で鑑賞会をやっていた。年に1回もやらないのに。
何見てたっけ、とにかく1回休憩しようかってなって、何となくTwitter確認したら荒れてた。
メールはまだ届いていなくて、慌ててページ確認して。
動画見ながら、理解する前に勝手に涙が溢れてた。
本当はあの日帰る予定だったのをわがまま言ってもう一泊させてもらうことになって、とりあえず直近の夜のニュース番組を待つことになった。
とてもじゃないけど1人になるのは恐ろしくてしたくなかった。
涙は出た。「自由に生活してみたい」という言葉も、勝手ながら理解出来た。でも何というか、なにも考えられなかった。
ともすれば会話もなしにそれぞれ意味もなくTwitter見てるようなまるで生産性のない時間が流れてた。心が凪いでいたし、虚無だった。
時間が来て、会見の様子が初めて流れた時。
開口一番謝られたら心が折れるとか怯えてたのを打ち砕かれたような気分になった。
あれほんと写真だけ見たらなんかのイベントの会見模様でしょ。
大ちゃんが自分の思いをあんなに喋ってるのを初めて見たし、潤くんが解散を即答で否定してくれたのも、相葉ちゃんが場を和ませてくれたのも、嵐の頭脳派ツートップである翔ちゃんとにのが完全理論武装して一部の隙もない言葉を連ねているのも、5人で笑いあってるのも、全てを見て、やっぱりこの人たちは凄いと惚れ直すしか無かった。

すばるくんの会見を思い出した。
形は違えど、35歳を過ぎたあたりで1度立ち止まって自分の人生を見つめ直した2人。
2人共どちらかというと話すのは苦手だろうに、メンバーの真ん中でまっすぐ自分の思いを話す姿は悔しいけどかっこよくて。
あの会見で7人に惚れ直したのを思い出してた。

私から5人を、7人を奪わないでという思いはあったし、何なら今でもある。
でもそれ以上にあの人達には幸せでいて欲しい。
常々思っている。推している人達には望む幸せ全てを手に入れて欲しいと。
5人でいて、7人でいてという思いが呪いとなり重石となり得るなら、それなら彼らに向けることなく喜んで飲み込もうと思う。

「勉強したい」という気持ちも「自由に生活してみたい」という気持ちも、それを言われたメンバーが受け入れる決断をしたことも、一方的ながら理解出来てしまう。
どちらの会見も今まで見せてきてもらった彼らの姿そのもので、どこまでも誠実に向き合ってくれていたのだと思い知ることにもなった。
そんなん惚れ直すしかないやん?

たださー寂しいだけなんだよ関ジャニ∞の時も書いたけど。
メンバーがひたすら仲良くわちゃわちゃしながら笑いあってるのを遠くから眺めてるのがいっちばん大好きだから、いくら所謂自担である二宮さんが個人活動を続けるとしてもそこはなくなってしまうわけで。すばるくんに至ってはもう関ジャニ∞ですらないし。
だからってすばるくんに戻ってきて欲しいとか、嵐に休止をやめてとか思いたくもない。
すばるくんには自分の理想の音楽をいつか絶対に掴んで笑っていて欲しいし、5人に関しては心行くまで休んで、いつか嵐に戻りたいと自然と思える時が来たら良いと心底思う。

永遠なんてない。
あの日亮ちゃんが書いた通りだった。
私が大好きな黄金期は、すばるくんが辞め、タッキー&翼が解散し、嵐が休止することになった。
永遠なんてなかった。
彼らも今を生きている人間であることを思い知った。彼らがアイドルでいることを自分の意思で選び続けてくれていたことを痛いほど思い知った。それをわかっているつもりになっていたことも。
寂しさは未だに消えない。
今でも6人の関ジャニ∞を見ていると何とも言えない気持ちになる瞬間がある。
嵐の5人を見ている時ふとしたタイミングで涙が出るようになった。
でも、それでも私も彼らも生きているから、また道が交わることを願って応援し続けてこうかな。

とりあえずはあと2年。
嵐が5人でたくさん笑って持ちきれないほどの幸せを感じられますよう。

嵐関ジャム出てくれないかなあ。