幸せになれと

またこんな気持ちを抱えてここを開くことになるなんて思わなかった。

亮ちゃんが辞めたんですって。
もう関ジャニ∞じゃないんですって。
オーラスの日を最後に、関ジャニ∞から抜けてたんですって。
全部事後報告。その上誰からも禄な説明がない。
本人なんて姿を見せてもくれなかった。
6人になったはずの関ジャニ∞は5人になって、11月からもう一度47都道府県巡るんだって。

参加した公演から3日後。オーラスから2日後。
もうちっと余韻てものはないんか。
情報叩きつけられすぎてもうシンプルに何言ってのって感じ。

東京ドーム公演の2日目。
そこで見た関ジャニ∞は皆本当に楽しそうだった。
やすくんが特に楽しい嬉しい気持ちいいをたくさん言葉にしてくれて、他のメンバーだって言葉をくれた。

言われてみれば違和感はあるよ。
最後の挨拶をツアー前に撮ったであろうVTR(しかも台本呼んでるの丸わかり)にするって何？13年ジャニオタしてるけどはじめて見たよ？とか。
名古屋で見た時よりもやすくんなんかが今この瞬間を目いっぱい慈しんで楽しんでるように見えて、いやでもオーラス間際だし…？と思ったこととか。

どこか陰はずっとさしてたけど、正直危うい人がいるならやすくんだと思ってた。
辞めたいかやりたいかの心情ではなく体調面で辞めざるを得ないことにもなりかねないと。
亮ちゃんのそういう記事が出てること自体は知ってたけど、とにかく徹底的に排除してたし。
何よりも「これからは僕が引っ張っていきます」とすばるくんに宣言したと、その言葉に無意識の内に縋っていたことに今更気づいた。
そもそもその言葉が出ることになった事態そのものが、何があっても人の心は変わると、永遠はないと、未だ引きずる程の痛みをもって理解した原因だったのに。
彼らの発信する言葉というものを信じられなくなったきっかけだったのに。

彼らの発言に永遠性を持たせてしまうのは、永遠を夢見てしまうのは、いつもこちら側の勝手なんだろう。

なんかキレてるみたいな文章になっちゃったけど、怒りが湧いている訳じゃない。
釈然としないし納得どころか理解もままならないけど、泣いても喚いても意味の無いことは1年前のこともあったしよくわかってる。
1から100まで詳らかにしろと言えるわけもないし。こちらと共有しているものより彼らにしかないものの方が余程沢山あって、それらを公開する義理なんて更々ないのもわかってるんだけど。
でもせめてもうちょい言葉を足してくれても良いんでないかい？

寂しいな。
この一晩でこんなに亮ちゃんのこと好きだったんだなあって思ったくらい、寂しい。

すばるくんの時にも書いたけど、関ジャニ∞7人の関係性が大好きだった。
すばるくんはいなくなってしまったけど、下から2番目の意識が強くて寂しがり屋で甘えっ子でいたずらっ子で頭が良くてビビリで多方面の才能溢れる亮ちゃんのいる6人だって大好きだった。
東京でようやく6人のこれからを楽しみに思え始めたところだったのに。

関ジャニ∞、嵐と同数になっちゃったよ。

正直に書くと、私はやっぱり大好きな7人を奪った彼らをどうしても許せない。
彼らの人生の決定権は彼らにしかないし、明らかにして貰えたことなんて砂山から取り出した数粒分くらいしかないんだろうけど。
でも私の人生の主役は彼らでなく私なので、自分の感情に素直になろうと思う。
出ていくことを決めたあの2人も、止められなかった5人も許せない。
だからこそ、いつか遠い未来でも「この道で良かった」と屈託なく笑う姿を見るまで追いかけ続けようと思う。
幸せになれと願うのではなく呪いをかける。
それが私の飲み込み方だ。